中野渡しほ
私からは、先天性サイトメガロウイルス感染症について伺います。先月、北海道難聴支援ネットワークなどが主催する新生児聴覚検査のセミナーに出席をいたしました。先天性サイトメガロウイルス感染症をテーマとした内容でありました。産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科の医師と、行政の立場として北海道からの御報告もお聞きいたしました。先天性サイトメガロウイルスから子どもを守るためには、生後3週間以内の早期発見、早期治療が重要であり、新生児聴覚検査を実施する必要性を再確認いたしました。
また、サイトメガロウイルス感染症は、たとえ子どもが無症候であったとしても、6歳くらいまでの間に発症する遅発性難聴の子どももおり、6歳まで継続的に丁寧に診ていかなければならないとのことであり、関係機関、関係医療機関と市町村等との連携協力が重要であるという認識も聞かれました。講演では、先天性サイトメガロウイルス感染症は、ダウン症候群よりも多いとのことで、一般には知られていないため、周知が必要と話されておりました。
国においては、こども未来戦略の中で、新生児聴覚検査について、全国での公費負担の実施に向けた取組を進めるとして、検査費用の公費負担について積極的な取組等について通知を発出しております。周知や検査体制等について、道のこれまでの取組経過について伺います。
中村 子ども政策企画課子ども成育支援担当課長
新生児聴覚検査についてでありますが、道では、全ての新生児が検査を受け、難聴を早期に発見し、聴力の程度や発達の段階に応じた適切な療育や教育につながるよう、令和3年3月に「お子さんの「きこえ」の手引き」を策定し、市町村や医療機関等に配布するとともに、保護者向けのリーフレットを配布し、検査の意義等の周知を図ってまいりました。
また、市町村に対しましては、公費負担による検査実施を働きかけてきたほか、医師会等と協定を締結し、契約事務の簡素化による市町村の負担軽減を図るとともに、医療機関から市町村に速やかに検査結果を伝える仕組みをつくるなどし、道内における新生児聴覚検査の体制づくりに取り組んでまいりました。
中野渡しほ
続きまして、妊娠中の感染予防について伺います。先天性難聴の原因の一つとして、先天性サイトメガロウイルス感染症があり、妊娠期に初めて感染した場合、胎児への感染を起こしやすいとされております。今回の講演では、特に保育士や小児科看護師等として働いている妊婦さんには、感染源となりやすい子どもの排せつ物や唾液に触れるような、おむつ替えや食事の世話なども担当しないような仕事上の配慮が必要との話もありました。妊婦さんを感染から守るためには、職場や周囲の方々の理解も大変重要なことと考えます。同じく胎児に影響を与える感染症として、風疹や今流行しております伝染性紅斑、りんご病などがありますが、妊婦さんが、妊娠中にこれら感染症にかからないよう、妊娠期の感染対策について、啓発をどのように取り組んでいくのか伺います。
中村 子ども政策企画課子ども成育支援担当課長
妊娠中の感染予防についてでありますが、妊娠中の感染によって胎児に影響を与えるものとしては、サイトメガロウイルスをはじめ、風疹、トキソプラズマ、伝染性紅斑などがあり、妊娠中は、赤ちゃんへの感染を防ぐとともに、妊婦自身の健康管理のためにも、手洗いや正しい食品の調理など、基本的な感染予防が重要であります。
道では、妊娠中の感染予防について、ホームページで周知するほか、母子健康手帳交付時などに周知、啓発を徹底するよう、市町村に対して依頼しており、市町村では、妊婦の方に対して、正確な情報提供を行うとともに、妊婦健診等で感染が分かった場合、保健指導を行うなど、適切な支援を実施しております。
また、今後は妊婦の感染リスクを低減し、安心して妊娠を継続していくため、妊婦以外の周囲の方々の理解も進むよう、母子感染症の知識や予防対策について、さらに幅広い周知、啓発に取り組んでまいります。
中野渡しほ
続きまして、妊娠中の感染予防について伺います。先天性難聴の原因の一つとして、先天性サイトメガロウイルス感染症があり、妊娠期に初めて感染した場合、胎児への感染を起こしやすいとされております。今回の講演では、特に保育士や小児科看護師等として働いている妊婦さんには、感染源となりやすい子どもの排せつ物や唾液に触れるような、おむつ替えや食事の世話なども担当しないような仕事上の配慮が必要との話もありました。妊婦さんを感染から守るためには、職場や周囲の方々の理解も大変重要なことと考えます。同じく胎児に影響を与える感染症として、風疹や今流行しております伝染性紅斑、りんご病などがありますが、妊婦さんが、妊娠中にこれら感染症にかからないよう、妊娠期の感染対策について、啓発をどのように取り組んでいくのか伺います。
中村 子ども政策企画課子ども成育支援担当課長
妊娠中の感染予防についてでありますが、妊娠中の感染によって胎児に影響を与えるものとしては、サイトメガロウイルスをはじめ、風疹、トキソプラズマ、伝染性紅斑などがあり、妊娠中は、赤ちゃんへの感染を防ぐとともに、妊婦自身の健康管理のためにも、手洗いや正しい食品の調理など、基本的な感染予防が重要であります。
道では、妊娠中の感染予防について、ホームページで周知するほか、母子健康手帳交付時などに周知、啓発を徹底するよう、市町村に対して依頼しており、市町村では、妊婦の方に対して、正確な情報提供を行うとともに、妊婦健診等で感染が分かった場合、保健指導を行うなど、適切な支援を実施しております。
また、今後は妊婦の感染リスクを低減し、安心して妊娠を継続していくため、妊婦以外の周囲の方々の理解も進むよう、母子感染症の知識や予防対策について、さらに幅広い周知、啓発に取り組んでまいります。
中野渡しほ
このたび出席したセミナーにおきまして、現状について次のような話がありました。産科や小児科で新生児尿検査を行った上で、陽性の際に誰に連絡したらよいのか分からず、耳鼻咽喉科専門医の元にたどり着いたときには、治療可能な3週間を過ぎていることが多いとのことでありました。産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科の連携や、各医療機関と市町村とのネットワークづくりが不可欠であります。
また、新生児が経済的な理由で適切な時期に必要な検査や治療を受けられなかったということがないよう、公費支援も含めて、体制整備の充実を図るべきと考えます。今後、道としてどのように取り組むのか伺います。
今後の取組についてでございますが、先天性サイトメガロウイルス感染症検査について、国は、新生児聴覚検査後の確認検査において要再検となった場合、生後3週間以内の実施を推奨する通知を昨年10月に都道府県宛てに発出しております。 このため、道では、新生児聴覚検査を実施している産科医療機関等に対して、遅延なく検査を行うことや、保護者に対する説明等を依頼するとともに、市町村に対しては、保護者に対する指導援助が適切に行われるよう、国が作成した保護者向けリーフレットによる周知などを働きかけてまいりました。 道としては、産科、耳鼻咽喉科、小児科などの関係医療機関や、母子保健を担う市町村の参集の下、開催している新生児聴覚検査体制検討協議会の場などで、国の通知を踏まえ、「お子さんの「きこえ」の手引き」に先天性サイトメガロウイルス感染症に関する項目を追加することや、支援機関同士の連携の在り方などについて御意見を伺い、新生児が適切な時期に必要な検査や治療を受けられるよう体制整備の充実に向けて取り組んでまいります。